虫歯治療
こんなことで
お悩みではありませんか?
- 毎日歯を磨いているのに、何度も虫歯になる
- 定期的に歯科医院でメンテナンスを受けているのに、虫歯が再発する
- 虫歯治療で入れた詰め物・被せ物が取れた
- 虫歯治療で歯を削るのではなく、病気にならないように予防したい
- 「寝ている時に歯ぎしりをしている」と言われた
- しっかり寝ても目覚めがすっきりしない
- 朝起きた時、顎が疲れている
- 起床時、首や肩が痛い
など
このようなことでお悩みでしたら、一度廿日市市のむらかみ歯科クリニックへご相談ください。
大切なのは“治療”よりも“予防”
当院が診療において一番大切にしているのは、“治療”よりも“予防”です。
虫歯になったら歯を削り、詰め物・被せ物を入れて治せばいいとお考えかもしれませんが、それでは大切な天然歯にダメージを与えてしまうため、何度も治療を繰り返すうちに歯を失うことに繋がっていきます。
“天然歯を守るには、予防が何よりも大事”というのが当院の考えで、もちろん、必要なケースではきちんとした治療を行い、できる限り歯を削らず・抜かずに治すようにいたしますが、その前段階の話として、予防の重要性を一人でも多くの患者様へお伝えしていきたいと思っています。
虫歯を予防。そのために“原因”を正しく知る
一般的によく言われる虫歯の原因
一般的によく言われる虫歯の原因は、歯磨きなどのケアが不十分でお口の中が不衛生な状態になり、虫歯菌が繁殖して症状が現れるというものです。
ですが、こうした細菌や歯磨きだけが虫歯の原因なのでしょうか?
今の世の中、まったく歯磨きをしない人はまずいません。
皆様、ケアの精度に差はあっても、何らかの形でセルフケアを行い、お口の中を清潔な状態に保とうとしています。
それなのに虫歯がなくならない、また何度も虫歯になってしまう方がいるのはどうしてなのでしょうか?
当院の考える虫歯の原因
当院が考える虫歯の大きな原因は“歯ぎしり”です。
皆様、歯ぎしりを癖のようなものとお思いかもしれませんが、歯ぎしりは癖ではありません。
そこには“歯ぎしりをする理由”があるのです。
歯ぎしりをする理由
寝ている時に歯ぎしりをする理由、それは舌の筋力の低下です。
舌は筋肉の塊で、“アッカンベー”とした時、外から見えるのは全体の1/3くらいで、残りの2/3はまだ喉の奥にあります。
その大きくて重い舌の筋力が低下していると、起きている時もそうですが、寝る時に横になると後ろにぐっと下がってしまいます。
そうすると何が起こるのか?
下がった先に気道(空気が通る道)があり、舌がこれを塞いで呼吸がしづらくなります。
その結果、睡眠時無呼吸症候群のような状態が起こります。
そうなると呼吸が苦しいので、気道から舌をどけて呼吸をしたいところですが、舌の筋力がないから持ち上がらない。
それで気道から舌を排除しようとして、歯ぎしりをするのです。
歯ぎしりのメカニズム
皆様、歯ぎしりというのは歯を横方向にキリキリと動かして、歯と歯を擦り合わせるようなイメージをお持ちかもしれませんが、実際は顎を前に突き出すような動き方をしています。
何のためにそんな動きをしているのかと言うと、下がってしまった舌が自力では持ち上がらないため、下顎の筋肉を総動員して顎を前に突き出し、気道から舌をどかそうとしているのです。
歯ぎしりが歯に加える負荷
この歯ぎしりが問題なのは、睡眠中に行われるということです。
起きている時は、脳が体をコントロールしているので、過度な力により体がダメージを受けるということはありません。
例えば、全力投球や全力疾走をしても、関節が外れたり、肉離れを起こしたりしないのは、脳が力を抑えてくれているからです。
ですが、睡眠中は脳が休んでいる状態なので、リミッターが解除された状態となり、そこで歯ぎしりをすると歯や歯茎に大きな力が加わることになります。
どのくらいの強い力が加わるかと言うと、自分の体重の4~5倍もの負荷がかかることになるのです。
歯ぎしりによりダメージを受け、そして虫歯へ…
歯の表面のことを“エナメル質”と言い、これはダイヤモンドと同じくらい硬いとされています。
このように硬いエナメル質に細菌が穴を開けようとしても、相当な時間がかかり、その間に歯磨きや唾液によって流されてしまうはずです。
ところが、数時間にわたって自分の体重の4~5倍ものの力が加わると、どうなるか?
エナメル質にバキっとヒビが入って、そこから細菌が侵入してすぐに虫歯ができてしまいます。
こうした歯にできる小さなヒビのことを“マイクロクラック”と言って、ここには歯ブラシの毛先は入りません。
そのため、中で細菌が繁殖して虫歯ができ、様々な症状を引き起こすというわけなのです。
細菌感染・歯磨きのせいだけで虫歯になるわけではない
こうしたことから、当院では歯磨きにより細菌の除去ができていなかったため虫歯ができるのではなく、歯ぎしりによる強い力で歯にヒビが入ることこそが、虫歯の大きな原因だと考えています。
この考え方なら、「毎日歯を磨いているのに、何度も虫歯になる」「定期的に歯科医院でメンテナンスを受けているのに、虫歯が再発する」というお悩みも納得がいきます。
根本的な原因は歯磨きや細菌の除去ではなく“歯ぎしり”にあるわけなのですから、それを改善しないと同じことの繰り返しとなります。
虫歯の根本原因にアプローチ
むらかみ歯科クリニックでは、こうした考え方のもと、痛みなどの主訴がある場合にはまずはそちらを治療し、治療後は再発を防止するために歯ぎしりなどの根本原因にアプローチする治療をご提案いたします。
虫歯の原因を正しく知り、しっかりと予防するためにも、是非一度当院へご相談ください。