かみ合わせ治療

歯ぎしりを防ぐためのかみ合わせの治療

歯ぎしりを防ぐためのかみ合わせの治療

“かみ合わせの治療”は様々な歯科医院で行われていますが、その多くは“起きている時のかみ合わせ”に着目したものです。
当院で行っているかみ合わせは、「夜眠る時、歯に力をかけないようにしましょう」というもので、それは食事をする時などのかみ合わせではなく、夜寝ている時に起こる歯ぎしりを防ぐためのかみ合わせの治療なのです。

マウスピースを使ってかみ合わせを確認

かみ合わせというものは非常に繊細なもので、少し高さを変えただけでも違和感が生じる方もいれば、かなり変更しても平気という方もおられます。

なので、違和感が生じやすいという方のために、まずは取り外し可能なマウスピースを装着していただき、食事など普段通り生活していただきます。
そのかみ合わせで問題がなさそうなら、マウスピースで調整した位置にかみ合わせ全体を整えていきます。
具体的には、被せ物を調整したり、低くなっていて歯と歯が合っていないところを整えたりします。
そのうえで、歯列が上がったり下がったりしていない、まっすぐにきれいに整っているラインを作りあげていきます。
それにより、下顎をスムーズにスライドさせやすくして、歯ぎしりによる歯への負担を軽減します。

「天然歯を削りたくない」という場合には?

「天然歯を削りたくない」という場合には、就寝時にマウスピースを着用してもらうようにしています。
それは高低差のないまっすぐきれいに整っているラインを作るためで、当院へご相談いただく方は深いかみ合わせ(ディープバイト)(しっかり上と下の歯を噛み合わせた状態で鏡で確認してみてください。下の歯が上の歯に隠れて見えない状態がディープバイトです。理想的には下の歯が上の歯に1~2ミリ程度隠れるのが理想的だと言われています。)の方が非常に多いのですが、マウスピースを入れた分だけかみ合わせが高くなり、しかも下顎をスライドさせやすくなることで呼吸しやすくなります。
就寝中の呼吸が邪魔されなくなるので、マウスピースを着用していただいた方で、それがよくマッチした方などは、「入れていないとよく眠れない」とおっしゃっています。

歯ぎしりだけでなく、いびきも虫歯・歯周病のリスクに

歯ぎしりだけでなく、いびきも虫歯・歯周病のリスクに

歯ぎしりしているかどうかは、ご自身ではなかなか気づけないかもしれませんが、「いびきしているかどうか?」はご本人でも気づくことは可能です。
いびきも結果的に舌が下がることで起こり、舌が後退して気道の上に乗ることで、呼吸する時に舌がぶるぶると震えていびきをかきます。
こうした状態にあるということは、歯ぎしりが起こりやすい状態にあるということで、結果的に“いびきをかく人も虫歯・歯周病のリスクが高い”ということが言えます。

睡眠時無呼吸症候群のマウスピース療法

「いびきをかく」という症状ですぐに想起されるのが、睡眠時無呼吸症候群です。
当院では睡眠時無呼吸症候群の方のための治療を行っております。
これまでCPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)が必要だった方が、当院でマウスピース療法を受けられたことで、シーパップが必要なくなったケースもありますので、「家族から『いびきがひどい』と指摘された方などは、お気軽にご相談ください。

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